折々の記（71）
大晦日からの成田山初詣ツアーに参加した。このバスツアーはある旅行社が主催したもので人気があり、キャンセル待ちの結果やっと参加できた。バスは31日の早朝に横浜駅東口を出発し、横浜→新宿都庁前→香取神宮→鳥栖神社→鹿島神宮→鹿島セントラルホテル（泊）→犬吠埼での初日の出見物→成田山新勝寺初詣→ホテル日航成田にて昼食（おせち料理）→新宿→横浜の行程であった。ツアー参加者は20人ほどで、ほぼ8割が女性であった。コロナが終息していないので、バス席は一人2座席であった。香取神宮、鳥栖神社、鹿島神宮は何れも初めての訪問だった。何れも拝殿までの道が林の中を抜ける荘厳な雰囲気であった。鹿島神宮では、今にも林の中から塚原卜伝が顔を出しそうな気配がした。ただ明日の初詣に備えて入り口では屋台の準備が行われており、やや騒騒しかった。ホテルの設備は良かったが、明日に備えて早めに寝た。翌早朝4時頃にたたき起こされ、暗い道をバスで50分ほど走った後に駐車場から20分ほど歩いてガラス張りの建物に入り、待つこと20分ほどで水平線から上る初日の出を見た。まん丸の太陽が周りを茜色に染めながら海面から上っていく光景は素晴らしかった。後日絵にするつもりで写真に収めた。
成田山新勝寺も参拝客で混んでいて、入り口の大鳥居から拝殿まで歩いて50分ほどかかった。それでも念願の成田初詣を済ませることができた。このツアーは早朝出発などあってややきつかったが、バラエティーに富んでおり面白かった。
| 犬吠埼初日の出 |  |